2024年の自民党総裁選では、高市早苗氏が宣伝費として 8000万円以上 を使っていたことが話題になりました。
「そんなに宣伝費って必要なの?」「どこにお金を使っているの?」と疑問に思った人も多いはず。
今回は、
🔹なぜ総裁選に宣伝費が必要なのか
🔹SNSや動画などの広告戦略は何をしているのか
🔹その資金はどこから来るのか
を初心者にもわかりやすく解説します。
🔸自民党総裁選は“選挙”だけど、普通の選挙とは違う
まず大事なポイントは、総裁選は 公職選挙法の対象外 ということ。
つまり、通常の選挙のような 費用の上限や細かいルールがない のです。
| 比較項目 | 国政選挙(衆院選など) | 自民党総裁選 |
|---|---|---|
| 法律の対象 | 公職選挙法が適用 | 適用外(党のルール) |
| 宣伝費の上限 | しっかり決まっている | ほぼ制限なし |
| チラシ・郵送 | 許可制・枚数制限あり | 党ルールで制限はあるが罰則なし |
| SNS・広告 | 法律の制限あり | ほぼ自由 |
つまり…
👉 やろうと思えば億単位で宣伝にお金を使える
👉 SNSや動画も自由に活用できる
👉 その分「誰がどれだけお金を使ったか」が注目される
🔸宣伝費はどんなことに使われている?
宣伝と言っても、看板やポスターだけではありません。
最近の政治は、企業のマーケティングと同じ。
ブランド戦略・動画制作・SNS運用・データ分析など、幅広い方法が使われています。
🔹主な宣伝費の使い道
| 宣伝内容 | 費用の例 | 目的 |
|---|---|---|
| 動画制作(YouTube・X向け) | 数百万円~ | 若者層・SNSでの拡散 |
| SNS広告(X・Instagram・TikTok) | 数十万~数百万円 | 支持層の拡大・話題作り |
| 戦略アドバイザー・選挙プランナー | 数百万〜 | 戦略・ブランディング |
| Webサイト制作・デザイン | 数十万〜 | 情報発信・信頼性向上 |
| リーフレット・印刷・郵送 | 数千万円 | 党員へ直接アプローチ |
| 世論調査・データ分析 | 数十万〜数百万円 | 支持層把握・戦略改善 |
こうした宣伝活動は、政治版マーケティングとも言えます。
🔸なぜSNS戦略が重要になったのか?
最近の選挙では、テレビより SNSの影響力が急上昇中。
特に若い世代や、“政治に無関心な層” にアプローチするためにSNSは非常に効果的です。
🔹SNSでの戦略例
- TikTokでわかりやすい解説動画
- X(Twitter)で政策を短く発信
- YouTubeでロングインタビューや対談動画
- AI生成動画で政策のPRや自己紹介
高市陣営が8000万円を投じた背景には、
👉 石丸伸二氏のSNS戦略が話題になり、それを研究して導入した
という狙いもありました。
🔸宣伝費はどこから来る?資金源の仕組み
政治家のお金の出どころは、大きく分けて3つです。
| 資金源 | 説明 |
|---|---|
| 政治資金パーティー | パーティー券販売で資金を集める |
| 個人・企業からの寄付 | 支持者・団体からの献金 |
| 政党交付金 | 税金から一定額が配分される(ただし用途制限あり) |
高市氏の場合、資金管理団体「新時代政策研究会」に 約2億円の資金があり、その中から宣伝費に8000万円超を支出。
つまり、
👉 宣伝費が多い=支持者や組織が強い、資金力がある
👉 資金力も政治力の一部になっている
と言えます。
🔸お金をかければ勝てるの?実はそうでもない
2024年総裁選では、
- 高市氏:SNS戦略+8000万円以上の宣伝費
- 小泉氏:約2000万円をSNSとブランド戦略に投資
- 石破氏:宣伝費はごくわずか(数十万円規模)でトップ当選
👉 お金だけが勝敗を決めるわけではない
👉 「知名度」「政策」「人格」「支持層」とのバランスが重要
ただし、
SNS戦略とブランド戦略は今後の選挙でますます重要になる と言われています。
📝まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 総裁選は公職選挙法が適用されない | 費用の上限なし、自由度が高い |
| 宣伝費はSNS・動画・印刷・戦略会社などに使用 | “政治×マーケティング” 時代 |
| 資金源は政治資金団体・寄付・パーティー収入 | 資金力も政治力の一部 |
| お金だけでは勝てない | 知名度・政策・支持層との組み合わせが重要 |
| 今後のカギはSNSとAI活用 | 若年層・無関心層へのアプローチ力が重要 |
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