BIGBANGというグループは、韓国の音楽シーンだけでなく、世界中に多くのファンを持つ、言わずと知れたトップアーティストたちが集まったグループです。
音楽だけでなく、そのメンバーそれぞれが個性的なキャラクターを持ち、注目されてきました。
しかし、その注目が時には彼らの不祥事や事件に関連することもありました。
今回は、BIGBANGのメンバーの中で、問題を起こしていない人物と、これまでに起こした不祥事や事件について、少し深掘りしてみようと思います。
BIGBANGのメンバーについて
まずは、BIGBANGのメンバーについておさらいしておきましょう。
グループは元々5人組でスタートしました。
リーダーのG-DRAGON(ジードラゴン)、熱いパフォーマンスを見せるSOL(テヤン)、低音のボーカルであるT.O.P(トップ)、明るくユニークなD-LITE(ディライト)、そして元メンバーのV.I(ビーアイ)で構成されています。
しかし、時を経て、グループはさまざまな問題に直面し、メンバーも減少していきました。
現在、BIGBANGとして活動しているのは、G-DRAGON、SOL、D-LITEの3人です。
その中で、最も注目すべきなのが、「問題を起こしていない人物」としてのSOLです。
BIGBANGで問題を起こしてない人はSOLだけ!
BIGBANGで問題を起こしていない人物、実は「SOL(テヤン)」だけなんです!
彼は他のメンバーと比べて、比較的静かなイメージを持つ一方で、その真面目で温かい人柄がファンから愛され続けています。
音楽活動をしている時でも、私生活があまり表に出ることなく、個人の生活を大切にしてきたことでも有名です。
特に印象的なのは、結婚したことです。
韓国の芸能界では、ファンが注目する恋愛や結婚は大きな話題になりますが、SOLはまるでこれを乗り越えて、結婚と父親になるという新たなステージに進みました。
2021年には彼にとって大切な人と結婚し、男の子も誕生しました。
このニュースは多くのファンに祝福され、SOLの真摯で誠実な生き方を感じさせてくれました。
兵役を経て、父親として新たな人生をスタートさせたSOLは、その姿勢がどこまでも前向きで、アイドルとしてだけでなく、一人の人間としての魅力も感じさせます。
問題を起こしていないことも、そうした真摯な生き方が影響しているのでしょう。
では、他のメンバーはどうでしょうか?
それぞれのメンバーがどんな不祥事や事件に関わったのかを見ていきましょう。
BIGBANGメンバーの不祥事
BIGBANGで問題を起こしたメンバーを紹介します。
G-DRAGON:大麻問題
BIGBANGのリーダーであり、音楽的な才能を発揮してきたG-DRAGONは、その活躍だけでなく、プライベートでも注目を浴びる存在です。
しかし、その注目が時に問題を引き起こすこともあります。
2011年、G-DRAGONは日本でのクラブイベント中に大麻を所持していたとして摘発されました。
彼は「知らずに渡された」と主張しましたが、事件として大きな波紋を呼びました。
とはいえ、初犯であり、微量の大麻だったため、結局「起訴猶予処分」という形で事件は終了しました。
それから数年後、再び違法薬物使用の疑いで警察に出頭したこともありますが、こちらも検査結果が陰性であり、特に問題にはなりませんでした。
ただし、これらの出来事はG-DRAGONにとって大きな試練であり、彼の行動が注視されることになったのは確かです。
音楽活動には問題がなく、ソロでも活動を続けており、ファッションやデザインなどにも力を入れていますが、どうしても彼の行動がメディアで大きく取り上げられることが多いです。
T.O.P:大麻問題と自殺未遂
BIGBANGのT.O.Pは、その高身長でクールなイメージがファンに強く印象づけられています。
俳優としても活動しており、その才能を広く認められていました。
しかし、2017年に彼のプライベートが問題視されることとなりました。
T.O.Pは大麻使用の罪で「懲役10ヶ月、執行猶予2年」という判決を受けました。
この判決を受け、彼は一時的にグループからの活動を停止することになり、その後も心情的に不安定だったことが報じられました。
特に、彼は自殺未遂を起こしてしまい、その後も精神的なケアが必要とされました。
T.O.Pの問題については、その背景にある精神的なプレッシャーや仕事に対するストレスが影響しているという見方もあります。
彼はその後インフルエンサーとして活動を再開し、ワインブランドやメガネブランドを立ち上げるなどして、少しずつ自分を取り戻しています。
D-LITE:交通事故問題
D-LITEは、BIGBANGの中でも明るく、ユニークなキャラクターで親しまれています。
音楽活動の他にも、俳優業にも挑戦しており、多彩な才能を持っています。
しかし、2011年には悲しい事故が起きました。
彼は、道路で倒れていたオートバイの運転手を轢いたという疑いをかけられ、相手の命を奪ってしまうという報道がなされました。
しかし、後の調査で、実際には相手が飲酒運転をしていたことが判明し、D-LITEは不起訴処分となりました。
もちろん、制限速度を超えていたことには問題がありましたが、彼の過失でなかったことが証明されたのです。
この事件はD-LITEにとって精神的に大きなダメージだったことでしょう。
それでも、彼は芸能活動を再開し、今でも日本でのライブを開催するなどして、ファンとの絆を深めています。
V.I:バーニング・サン事件
最後に、BIGBANGで最も大きな問題を起こしたメンバー、V.I(ビーアイ)について触れなければなりません。
V.Iは2018年に発覚した「バーニング・サン事件」に関与していました。
この事件は、ソウルのナイトクラブ「バーニング・サン」での暴行事件をきっかけに、薬物取引や売春斡旋、警察との癒着などが明るみに出て、大きな社会問題となりました。
V.Iはこの事件に関与していたとして、芸能界を引退し、懲役3年の実刑判決を受けました。
その後、減刑されて1年6ヶ月となり、最終的には2022年に判決が確定しました。
V.Iの行動はファンにとっても衝撃的で、彼のイメージは大きく損なわれました。
BIGBANG現在の活動
BIGBANGは、2006年に韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメントからデビューしたグループで、彼らの登場は韓国音楽業界において革命的でした。
K-POPにおける新しいスタイルを確立し、音楽やファッション、パフォーマンスにおいても独自の魅力を発揮してきました。
では、BIGBANGの活動について詳しく紹介しましょう。
デビューと初期の活動
BIGBANGは、2006年8月19日にデビューシングル『BIGBANG 1st Single』をリリースし、瞬く間に注目を集めました。
その後、2007年には1stアルバム『Bigbang Vol.1』を発表し、グループは一気に人気を博しました。
特に「Lies(거짓말)」という楽曲は大ヒットし、グループの名を広める大きなきっかけとなりました。
この曲は、韓国の音楽チャートで1位を獲得し、グループの成功を確実なものにしました。
初期のBIGBANGは、メンバーそれぞれが強い個性を持ち、G-DRAGON(ジードラゴン)がリーダーとしてその音楽的な方向性を指し示していたことが特徴的でした。
作詞作曲を手掛けるだけでなく、グループのプロデューサーとしても大きな役割を果たしました。
世界進出と国際的な成功
BIGBANGの真価が問われたのは、2009年の活動です。
この年、グループは日本で本格的に活動を始め、2011年には日本で初のオリコンチャート1位を獲得するなど、日本市場でも大きな成功を収めました。
特に、「ガラガラ GO!!」や「Hands Up」といったシングルが大ヒットし、BIGBANGの名は日本でも広まりました。
さらに、BIGBANGはその後、アメリカやその他の海外市場でも活躍を続け、アジアを中心に世界各国でライブツアーを行いました。
特に2012年の「2012 BIGBANG ALIVE GALAXY TOUR」は、全世界で大成功を収め、彼らの国際的な人気を決定づけました。
ソロ活動とグループ活動のバランス
BIGBANGは、グループ活動だけでなく、メンバーそれぞれがソロとしても大きな成功を収めました。
G-DRAGON、T.O.P、SOL(テヤン)、D-LITE(ディライト)、そしてV.I(ビーアイ)の各メンバーは、グループ活動と並行してソロアルバムをリリースし、個々の音楽的才能を発揮しています。
G-DRAGONは特に注目され、ソロアルバム『Heartbreaker』や『Coup d’Etat』などを発表し、独自の音楽スタイルでファンを魅了しました。
彼はまた、ファッションアイコンとしても知られ、シーンの先駆者となりました。
SOLは、R&Bとヒップホップを基盤にしたソロ活動を行い、その歌声は多くのファンを魅了しました。
「Eyes, Nose, Lips」は特に大ヒットし、彼の名を広めました。
T.O.Pは俳優としても活動し、映画やドラマに出演するなど、音楽だけでなく演技力も高く評価されています。
彼の低音ボイスとクールなイメージは、グループ内でも一際目立っています。
兵役と活動休止
2018年には、BIGBANGのメンバーが兵役に就くため、グループの活動が一時休止となりました。
T.O.P、SOL、D-LITEはそれぞれ兵役に入ることとなり、グループ活動が停止しました。
しかし、これにより一時的にグループ活動が停止していたものの、メンバー個々の活動は続き、兵役から帰還したメンバーは再びグループ活動に復帰しました。
特に、G-DRAGONとT.O.Pは早い段階で兵役を終え、その後の活動再開に大きな期待がかかりました。
BIGBANGは、長い活動休止期間を経ても、その存在感を維持し、再始動した際のファンの反応も非常に熱かったです。
復帰後の活動と新しい音楽
兵役を終えた後、BIGBANGは再びグループとして活動を再開し、シングル「Flower Road」をリリースしました。
このシングルは、ファンに向けた感謝の気持ちが込められており、グループの絆を感じさせる作品となりました。
また、BIGBANGはグループとしても個々のメンバーとしても、音楽のスタイルを常に進化させてきました。
特にG-DRAGONは、音楽的な革新を追求し続け、グループのサウンドに新しい風を吹き込む役割を果たしています。
現在の活動と今後の展望
現在、BIGBANGはG-DRAGON、SOL、D-LITEの3人で活動を続けています。
2022年には、BIGBANGの新曲「Still Life」を発表し、その活動を再開しました。
この曲は、グループの成長と変化を象徴するものであり、ファンにとっては感動的な作品となりました。
BIGBANGは、今後も音楽やパフォーマンスの面で新しい挑戦を続けると予想されます。
メンバーの個々の活動が活発である一方で、グループとしても再び大きなステージでの活動を期待されています。
まとめ
BIGBANGは、音楽業界で名を馳せ、世界中のファンに愛されてきたグループですが、そのメンバーたちの一部は個人的な問題や事件に巻き込まれてきました。
とはいえ、その中でSOLだけは問題を起こしていないという事実があります。
今後もBIGBANGとしての活動が続く中で、残されたメンバーたちがどのようにそれぞれの道を歩んでいくのかに注目したいところです。
過去の出来事を乗り越えて、彼らが再び輝きを放つ姿を応援していきたいですね。
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