GFRIENDのデビュー10周年を記念する単独コンサート「GFRIEND 10th Anniversary ＜Season of Memories＞」が、2025年1月17日から19日まで、ソウルのオリンピック公園オリンピックホールで開催されました。
会場には9,000人以上のファンが集まり、完売した席を超える追加販売が行われるなど、ファンの熱いサポートを実感したステージとなりました。
今回はそのコンサートの内容と、ファンやメンバーがどんな気持ちで迎えた10周年の瞬間について詳しくお伝えしたいと思います。
GFRIENDとは？
GFRIEND（ジーフレンド）は、韓国の6人組ガールズグループで、2015年1月16日にデビューしました。
メンバーはソウォン、イェリン、ウナ、ユジュ、シンビ、オムジの6人で構成されています。
グループ名の「GFRIEND」は「彼氏には愛しい彼女」「すべてを打ち明けられる親しい友人になりたい」「いつも一緒にいる友人のような良い音楽でみんなのそばにいたい」という意味が込められています。
デビューから約6年後の2021年5月、GFRIENDは所属事務所であるSOURCE MUSICとの専属契約が満了し、グループとしての活動を終了しました。
その後、メンバーのシンビ、オムジ、ウナはガールズグループ・VIVIZ（ビビジ）を結成し、ソウォン、ユジュ、イェリンは女優やアーティストとしてソロで活動を開始しました。
しかし、2024年9月24日にGFRIENDはデビュー10周年を迎え、再結成を発表しました。
所属事務所のSOURCE MUSICは、2025年1月にデビュー10周年プロジェクトとしてGFRIENDのカムバックを予告し、「皆さんに大切な思い出をプレゼントしたいというメンバーたちの願いが集まって、今回のプロジェクトが実現した」と述べています。
GFRIENDは、デビュー以来、韓国国内外で数多くの音楽賞を受賞し、ライブパフォーマンスでも高い評価を受けています。
その実力派の歌唱力とパフォーマンスで、K-POP界を代表するグループとして知られています。
GFRIEND、デビュー10周年記念コンサート概要
GFRIENDは2025年1月17日から19日にかけて、ソウルのオリンピック公園オリンピックホールでデビュー10周年記念の単独コンサート「GFRIEND 10th Anniversary ＜Season of Memories＞」を開催しました。
この公演は全席完売し、熱烈なファンの要望に応えて追加で見切れ席も発売されました。
コンサートでは、グループの過去と現在を繋ぎ、BUDDY（ファンの名称）との永遠を約束する内容となり、10年分のストーリーを180分に詰め込んだパフォーマンスが披露されました。
メンバーは日ごとにセットリストを変更し、完璧な群舞と清らかなボーカルで高い完成度のステージを展開しました。
公演の最後には、デビュー10周年を記念するスペシャルアルバム「Season of Memories」のタイトル曲「Season of Memories」と収録曲「Always」が披露されました。
メンバーたちはMCで、「SOURCE MUSICと共にデビュー10周年プロジェクトを準備しながら、実家に帰ってきたような気がする。
特に言葉を交わさなくてもたくさん会って、リラックスしながら作業できた今日この日をメンバー全員で迎えさせてくれてありがとうございます」と語りました。
また、GFRIENDは2025年3月9日に大阪、3月11日に横浜、3月14日に香港、3月22日に高雄、3月29日に台北の5都市でアジアツアーを開催する予定です。
一部コンサートはすでに完売しており、国内外問わず人気の高さを証明しています。
この10周年記念コンサートは、GFRIENDとBUDDYにとって特別な思い出となり、今後の活動への期待を高めるものとなりました。
「10年の歩みを感じた」BUDDYとの絆
GFRIENDがデビュー10周年を迎えるこのコンサートでは、ファン（BUDDY）との絆を強く感じる瞬間がたくさんありました。
メンバーたちは、長い間支えてくれたファンに対して感謝の気持ちを込めて歌い、舞い、言葉を交わしました。
特に「今日から私たちは（Me gustas tu）」で幕を開けたステージでは、観客と一体になって歌い、喜びを共有する瞬間に会場が大きな歓声に包まれました。
観客の涙、メンバーの心の叫び
コンサートの最中、メンバーたちは時折涙を流しながら、BUDDYに感謝の気持ちを伝えました。
シンビは「10年間で初めての3日間コンサート。
BUDDYたちと過ごした時間が本当に特別で、涙が止まらない」と語り、イェリンは膝の痛みにもかかわらずファンに完璧なパフォーマンスを見せようと頑張る姿が印象的でした。
特に感動的だったのは、GFRIENDがグループとして活動を再開することができた奇跡的な状況と、長い間待ってくれたファンに対する謝意を込めた言葉でした。
4年前に活動を休止し、再び集まることができたことへの感謝と、BUDDYへの愛情が全員の心に染み渡りました。
特別なステージとパフォーマンス
コンサートでは、過去の代表曲に加えて、新しいスペシャルアルバム「Season of Memories」のタイトル曲や、未発表の楽曲が披露されました。
特に「MAGO」や「Apple」、「風」など、コロナ禍でリリースされた楽曲が初めて観客の前で披露された際、ファンの歓声は一層大きくなり、メンバーたちもそのリアクションに感激していました。
また、ダンスブレイクを加えた「FINGERTIP」など、他では見られない特別なステージもあり、まさにファンのために作り上げられた公演でした。
GFRIEND10周年の意味と今後の展望
GFRIENDは、「10周年を迎えることができたのはBUDDYと一緒に歩んできたからこそ」と語り、これからもファンとの絆を大切にしていくことを誓いました。
彼女たちの言葉にあふれる感謝の気持ちや、これからの目標に対する意気込みは、ファンにとっても大きな励みとなることでしょう。
3月から始まるアジアツアーでは、今後もGFRIENDはBUDDYとともに新たな思い出を作り上げていく予定です。
すでに人気の高さが証明されており、大阪、横浜、香港、台北などで開催されるコンサートはすでに多くのチケットが売り切れとなっています。
このツアーは、GFRIENDがこれからどのように成長していくのか、そしてどんな新しい感動を届けてくれるのか、ファンにとっても楽しみなものとなっています。
まとめ
GFRIENDのデビュー10周年コンサートは、ただの記念イベントではなく、グループの歴史を振り返り、ファンとの絆を再確認する感動的な瞬間でした。
メンバーたちはそれぞれに涙を流しながらも、BUDDYへの感謝を伝え、これからの未来へと踏み出しました。
今後もGFRIENDの音楽やパフォーマンスは、さらに進化し続けることでしょう。
ファンとの絆を大切にしながら、世界中に感動を届けていく彼女たちを、これからも応援し続けたいと思います。
10周年を迎えたGFRIENDの今後に期待しつつ、これまでの活動を振り返り、その素晴らしい歴史を胸に刻んでいきましょう。
コメント