11月14日から2日間にわたって仁川のインスパイアアリーナで開催される「第2回KOREA GRAND MUSIC AWARDS(KGMA)」。
今年はさらに規模を拡大し、K-POPのトップアイドルだけでなく、バンドやトロット歌手まで幅広いジャンルのアーティストが出演することが発表されました。
現地の空気を肌で感じられない方にとっても、日本からの視聴方法が用意されているので安心です。
ここでは出演者のラインナップと視聴の仕方をまとめつつ、実際に現場を思い浮かべながら楽しむためのポイントも書いていきたいと思います。
「KOREA GRAND MUSIC AWARDS」出演者一覧!
カテゴリ | 出演者 | 特徴・ポイント |
---|---|---|
トロット | パク・ソジン | チャングを取り入れた独自のトロットで注目。「現役歌王2」優勝、新曲「あなたの物語」を10月リリース予定。 |
トロット | イ・チャンウォン | 昨年に続き2年連続出演。10月に2ndフルアルバムをリリース予定。 |
トロット | チャン・ミンホ | 「ミスタートロット1」でブレイク。多彩な音楽性で「トロットジェントルマン」として人気。 |
バンド | LUCY | バイオリンを取り入れた独創的なサウンド。日本でも人気でZepp公演を成功させた。 |
バンド | Xdinary Heroes | ワールドツアー「Beautiful Mind」を成功。「ロラパルーザ・シカゴ」にも出演。 |
K-POP | BOYNEXTDOOR | 第1弾ラインナップで発表された注目グループ。 |
K-POP | Stray Kids | 世界的に人気を誇るパフォーマンス型グループ。 |
K-POP | IVE | ヒット曲を連発するガールズグループ。 |
K-POP | ATEEZ | 迫力あるステージで人気急上昇。 |
K-POP | KISS OF LIFE | 第1弾ラインナップで出演発表。ナッティは2日目のMCも担当。 |
K-POP | FIFTY FIFTY | 世界的ヒット曲を持つ注目グループ。 |
ルーキー | MEOVV | 新人アーティストとして出演。 |
ルーキー | AHOF | 新世代のルーキーとして期待。 |
ルーキー | ALLDAY PROJECT | 注目の新人ユニット。 |
ルーキー | KiiiKiii | 個性的な音楽性で登場。 |
ルーキー | KickFlip | フレッシュなルーキー。 |
ルーキー | CLOSE YOUR EYES | 新人ラインナップの一組。 |
ルーキー | Hearts2Hearts | フレッシュなステージが期待される。 |
ルーキー | SMTR25 | 今後の活躍が注目される新人。 |
今回のKGMAは、ジャンルの垣根を越えた多彩な顔ぶれが発表されました。
発表のたびにSNSがざわつくのも無理はないでしょう。
トロット界を盛り上げる実力派たち
まず注目なのが、韓国で人気が再燃しているトロット勢です。
パク・ソジンは韓国の伝統楽器チャングを取り入れた独自のパフォーマンスで、観客を一瞬で惹きつける存在になりました。
昨年「現役歌王2」で優勝して以来、一気にスターダムにのし上がり、今では「チャングの神」とまで呼ばれています。
映像で見たとき、あまりの迫力に鳥肌が立ちました。
10月にはユン・ミョンソン作曲の新曲「あなたの物語」をリリース予定で、ステージで披露されるのではないかと期待が高まっています。
イ・チャンウォンは、昨年に続き2年連続での出演が決定しました。
安定感のある歌唱力に加えて、バラエティ番組でも大人気。
親しみやすい人柄で幅広い層に支持されています。
10月に発表予定のセカンドフルアルバムを引っさげてのカムバックとなるので、今年のステージは昨年以上に注目されるでしょう。
チャン・ミンホも外せません。
長い下積みを経て2020年「ミスタートロット1」でブレイクしたあと、一気に国民的トロット歌手へと成長しました。
国楽やバラード、ダンスまで幅広くこなす音楽性は唯一無二ですし、ステージの上で放つオーラは映像越しでも圧倒されるほどです。
実際にライブを見た人は「画面では伝わらない凄みがある」と口を揃えて言っていました。
韓国バンドシーンの新たな顔ぶれ
バンド勢からはLUCYとXdinary Heroesが出演します。
LUCYはバイオリンを取り入れた独創的なサウンドで、青春のきらめきをそのまま音楽にしたようなバンド。
Zepp公演を成功させたときの熱狂がまだ記憶に新しく、今回のKGMAでも観客を巻き込むパフォーマンスを見せてくれるはずです。
LUCYのライブを配信で見たことがあるのですが、演奏中の笑顔や観客との掛け合いに「生で見たい」と心から思いました。
Xdinary Heroesは、JYPのバンドプロジェクトから誕生した新世代バンドで、今年はワールドツアー「Beautiful Mind」を成功させたばかり。
さらに「ロラパルーザ・シカゴ」に出演するなど、世界を舞台に活躍の幅を広げています。
彼らの音楽は骨太なロックサウンドの中に、アイドルらしい華やかさもあるのが魅力で、ライブ映像を見ているだけで自然と体が動いてしまうほどです。
第1弾ラインナップとの組み合わせ
すでに発表されている第1弾ラインナップには、BOYNEXTDOOR、Stray Kids、IVE、ATEEZ、KISS OF LIFE、FIFTY FIFTYといった錚々たるアーティストが並んでいます。
これに加えて新人としてMEOVVやALLDAY PROJECTといったフレッシュな顔ぶれも名を連ねています。
今回の第2弾発表でトロットやバンドが追加されたことで、まさに韓国大衆音楽の祭典にふさわしい多彩なステージになると実感しました。
私がもし現地に行けるなら、1日目と2日目どちらも観たいと思ってしまうほどです。
「KOREA GRAND MUSIC AWARDS」日本での視聴方法
行きたい気持ちはあるけれど韓国までは遠い、そんな人にとっては視聴方法が一番気になる部分だと思います。
昨年の第1回KGMAはスカパー!を通じて日本からでも視聴できました。
今年も同じようにスカパー!やCSチャンネルでの放送が期待されています。
スカパー!での視聴手順
スカパー!を利用する場合は、まずチューナーとアンテナの設置が必要になります。
もしすでにBS放送が見られる環境なら準備は比較的スムーズで、手続き自体もとても簡単です。
私も実際に昨年はスカパー!を契約してリアルタイムでKGMAを楽しみました。
申込みから最短30分ほどで視聴できるケースもあり、急に「今日見たい」と思い立っても間に合うのがありがたかったです。
当時は放送当日の午前中に契約して、夜の配信に滑り込みで間に合わせたのですが、そのドキドキ感はいま思い返しても印象的でした。
視聴クオリティと臨場感
実際にスカパー!で視聴した時に驚いたのは、映像と音響のクオリティです。
大きめのテレビで見ていたのですが、会場の歓声やステージの迫力がそのまま伝わってきて、本当に現地にいるような臨場感がありました。
照明の鮮やかさやアーティストの細かな表情までクリアに映っていて、家にいながら贅沢な時間を過ごせたと感じています。
やはり公式の放送で視聴する安心感は大きいでしょう。
インターネット配信の可能性
最近は音楽イベントの多くがオンライン配信に対応しているので、KGMAでもインターネット配信があるかもしれません。
特に世界中のファンに向けてストリーミングが行われるケースが増えているので、公式サイトやSNSのアナウンスをこまめにチェックしておくのがおすすめです。
もしアーカイブ配信が用意されれば、仕事や学校の都合でリアルタイム視聴が難しい人でも安心して楽しめるでしょう。
配信サービスによっては日本語字幕がつく可能性もあるので、視聴体験の幅がさらに広がるかもしれません。
まとめ
KGMAの魅力は、単なる音楽授賞式にとどまらないところにあります。
K-POPアイドル、バンド、トロットといったジャンルが同じステージで交わることで、普段は交わらないファン層同士が音楽を通じて繋がれるのです。
去年、私はSNSでファンの感想を追っていたのですが、推しが出演していない人でも「思いがけず新しい推しを見つけた」という声が多く見られました。
これはフェス形式ならではの魅力だと思います。
今回のMCにも注目が集まっています。
初日はRed Velvetのアイリーン、2日目はKISS OF LIFEのナッティ、さらにナム・ジヒョンも2日連続で参加することが発表されました。
音楽だけでなく進行やステージ演出にもこだわるKGMAだからこそ、こうした人選にも意味があるはずです。
私はMC陣のやりとりや観客との掛け合いも含めて楽しみにしています。
また、今後発表される第3弾ラインナップやスペシャルラインナップにも期待が高まります。
昨年はaespaやNewJeansといったビッグネームが出演しました。
今年はどんなサプライズが待っているのか、予想するだけでワクワクします。
KGMAは単に賞を競う場ではなく、音楽を愛するすべての人が一堂に会する祝祭です。
日本にいても、その熱気を画面越しに感じられるのがこのイベントの素晴らしいところでしょう。
昨年の配信を見てから、音楽のジャンルを超えた出会いに胸を打たれました。
今年もまた、そんな体験ができるのではないかと心から期待しています。
会場に足を運べない人でも、スカパー!や配信サービスを利用すれば十分に楽しめるはずです。
あとは公式からの続報を待ちながら、お気に入りのアーティストの活躍を楽しみにしてみてはいかがでしょうか。
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