CIIUがついにデビュー!デビュー曲や今後の活躍も紹介

CIIUがついにデビュー!デビュー曲や今後の活躍も紹介
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2025年8月22日、中国の音楽シーンに新しい名前が刻まれました。

JYPエンターテインメントの中国法人JYP CHINAが手掛ける新人ボーイズグループ、奔赴少年CIIU

読み方は「シートゥーユー」で、「Closer to You」という意味が込められています。

デビュー当日から大きな話題を呼び、SNSを中心に盛り上がりを見せました。

自分もその日の夜に配信を見ていて、曲が始まる瞬間に鳥肌が立ったのを今でも覚えています。

 

目次

CIIUデビュー曲「出発の夏」とアルバムに込められた想い

CIIUの1st EP「我们的出发(僕たちの出発)」は、デビューのために練り込まれた5曲入りの作品です。

タイトル曲「出発の夏」は爽やかなギターのイントロで始まり、軽快なドラムが追いかけてくる構成になっています。

聴いていると本当に夏の青空を駆け抜けるような感覚になり、心の奥で眠っていた「夢に向かって走りたい」という気持ちが目を覚ますようでした。

歌詞には「今この瞬間、迷わず出発しよう」というメッセージが込められています。

単に青春を描くだけではなく、迷いや不安に直面しても踏み出す勇気を与えてくれるような言葉が散りばめられています。

自分も学生時代に大きな挑戦を前に立ち止まってしまったことがありましたが、この曲を聴いたとき「当時の自分にこの歌があったら、もう少し背中を押してもらえただろうな」と思わず考えてしまいました。

QQ MUSICでは発売直後にデイリー人気チャート6位、デイリートレンドチャート10位にランクイン。

中国の音楽市場は競争が激しく、デビューしてすぐにここまで順位を上げるのは並大抵のことではありません。

数字以上に感じられるのは「待っていた人が確実にいる」という熱量です。

コメント欄を追っていると「やっと会えた」「この曲に出会えて泣いた」という声が多く、ファンの心を一気につかんだことが伝わってきました。

 

「最初の一歩の記録」としての意味

「僕たちの出発」というアルバムタイトルは、まさにCIIUの原点を刻むものです。

アルバムのコンセプトには「青春」「勇気」「未来に向けた純粋な心」というテーマが掲げられています。

まだ道の途中にいる6人が、自分たちの最初の一歩をどう残すかを考え抜いて作り上げた結果がこの作品なのでしょう。

レコーディングの裏話を知ると、メンバー同士でハーモニーのニュアンスを細かく調整し合い、時には朝まで議論することもあったそうです。

単なる作業としてではなく、「記録」として残したい意識が強かったことが伝わってきます。

自分がアルバムを通して聴いたとき、曲ごとに少年から大人へと少しずつ歩んでいくような成長の物語が見える気がしました。

 

CIIUの今後の活躍

CIIUはデビューと同日に「2025 TIMA」で初パフォーマンスを披露しました。

そのステージではJYP代表プロデューサーのパク・ジニョンと共に「Honey」を歌い踊り、観客を大きく沸かせました。

パク・ジニョンと一緒に立つということ自体が異例であり、それだけ期待されている証でもあります。

映像で見た限りでも、CIIUの6人は緊張を感じさせることなく堂々としていました。

特にルオ・ヤンの表情は、リーダーとしての自信と責任感がにじみ出ていて、胸を打たれるものがありました。

観客席に向けて力強く手を伸ばす動作が、ただの振り付け以上に「未来への宣言」に見えたのです。

 

「出発の夏」で示した新しい旅立ち

デビュー直後の「2025 TMEA」では、タイトル曲「出発の夏」を披露しました。

青い照明と夏らしい映像演出が加わり、曲の世界観をそのままステージ上に再現したような構成でした。

その中で印象に残ったのは、リ・シジエの柔らかい笑顔。

もともとモデル経験があるため、ステージでの立ち姿が本当に美しく、自然に観客の視線を引き寄せていました。

ファン・ウォンジンは落ち着いた雰囲気を漂わせながらも、ラップに入る瞬間に鋭い眼差しに変わるところがかっこよくて、会場の空気が一気に張り詰めました。

こうした一人ひとりの個性が曲全体に溶け込み、ステージ全体を完成度の高いものにしていたのだと思います。

自分も配信で観ながら「これが新人の初ステージなのか」と驚かされました。

 

中国音楽市場で期待される存在感

CIIUが誕生した背景には、JYPの戦略があります。

「Globalization by Localization」という方針のもと、現地の練習生を育て、現地の文化や言語を大切にしながら国際的に活動していく。

この流れはBOY STORYに続く第二弾としてCIIUに託されました。

現地向けのバラエティ番組「今日はどこへ走ろうか」では、日常の等身大の姿を見せてきました。

練習の合間に食堂でわいわい食事する場面や、ゲームで盛り上がる場面は、音楽番組のパフォーマンスとは違う温かさがありました。

自分が観ていて好きだったのは、ワン・ティエンイーが背の高さを活かしてバスケットボールをする回。

無邪気に笑う姿が少年そのもので、歌っているときのカリスマ性とのギャップにやられました。

 

企業コラボとショーケースでの拡大

CIIUはデビュー後すぐに、中国最大の不動産企業ワンダグループとコラボレーションし、全国のモールで公開型ショーケースを行う計画を発表しました。

これによって、音楽ファンだけでなく一般の買い物客も自然と彼らに触れることができます。

アイドルを“偶然出会える存在”にするという仕掛けは、中国の広い市場ならではのアプローチかもしれません。

また、バラエティ番組「今日はどこへ走ろうか」のシーズン2も準備されているそうで、さらに日常に近い一面を見せてくれることが期待されています。

音楽だけでなく、人間的な魅力を積み重ねていくことが、長く愛される秘訣になるのでしょう。

自分自身、CIIUを追いかけていると「音楽的に好き」というだけではなく「成長を見守りたい」という気持ちが自然と湧いてきます。

その感覚は、単にスターを応援するのとは少し違っていて、同じ時間を共有する仲間のような不思議な距離感です。

 

CIIUがこれから描く未来

デビューしたばかりのCIIUですが、すでに大きな注目を集めています。

6人それぞれが異なる魅力を持ち、ルオ・ヤンのリーダーシップ、リ・シジエの爽やかさ、ファン・ウォンジンのクールな存在感、バイ・ユアンハオの音楽センス、ワン・ティエンイーのエネルギー、リュウ・ジャフンの国際的な視点。

その全てが組み合わさったときに生まれる化学反応は、これからさらに強まっていくはずです。

中国国内だけでなく、韓国や日本での活動も視野に入れていると言われています。

特に日本ではJYP所属アーティストへの関心が高く、CIIUが日本語曲を発表する日が来るのではないかと期待せずにはいられません。

もし実現したら、実際に日本のステージで観てみたいと思っています。

まだ始まったばかりのCIIUの物語は、きっと多くの人の青春と重なっていくでしょう。

出発の夏を合図にして、これからの季節、どんな風景を見せてくれるのか。待つ時間さえも楽しみになってきます。

 

まとめ

奔赴少年CIIUのデビューは、単なる新人グループの登場ではなく、中国の音楽市場に新しい風を吹き込む出来事になりました。

デビュー曲「出発の夏」には、迷いながらも前に進む青春のエネルギーが込められており、聴く人の心を軽くしてくれるような力があります。

ステージでは堂々としたパフォーマンスを見せ、既にファンの期待に応える存在感を発揮しました。

今後は音楽だけでなくバラエティやショーケースを通じて、中国各地、そして世界へと活動の幅を広げていくでしょう。

CIIUの歩みを追いかけること自体が、一つの青春を共有する体験になるかもしれません。

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