(G)I-DLEが「G」を外して新章へ!改名後初のミニアルバム『We are』解説

(G)I-DLEが「G」を外して新章へ!改名後初のミニアルバム『We are』解説 歌手

韓国発の5人組ガールズグループ・(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)が2025年5月5日、突如としてグループ名を「i-dle(アイドゥル)」へと改名し、世界中のファンを驚かせました。

デビューから7年、K-POPシーンで確固たる地位を築いた彼女たちが、なぜこのタイミングで「G」を外す決断を下したのか。そして、それが意味するものとは?

5月19日にリリースされる8枚目のミニアルバム『We are』に先立ち、公開された「Identity Trailer(アイデンティティ・トレーラー)」には、メンバーたちの決意と未来への強い意志が込められていました。

この記事では、改名の背景から新アルバムの注目ポイント、ファンの反応までを徹底的に解説します。

 

「G」を外した理由とは?トレーラー映像に込められたメッセージ

今回の改名は、単なるロゴや呼び方の変更ではありません。

それはグループの「再定義」であり、「再出発」を意味するものです。

5月5日に公式X(旧Twitter)などで公開された映像「Identity Trailer」は、その象徴ともいえる内容でした。

トレーラーはまず、各メンバーがそれぞれの空間で「G」の文字を外す、もしくは壊すシーンから始まります。

これは、過去の自分や、定義されてきた枠組みを自らの手で壊し、新しい自分として再構築していく意志の表れだと受け取ることができます。

続いて、メンバー全員が「G」「I-D」「LE」と書かれた3つの窓がある部屋に集まり、退屈そうに座っている場面が描かれます。

そしてついに、誰かが「G」の文字が記された窓ガラスを叩き割り、その瞬間にトレーラーの雰囲気は一変。新たな始まりを予感させる演出で映像は締めくくられました。

この演出は、i-dleが過去のイメージや固定概念を壊し、「今の自分たち」を世界に提示していくという、強いメッセージを放っているのです。

 

アルバム『We are』に込められた思い

改名後初の作品となる8thミニアルバム『We are』は、2025年5月19日にリリースされます。

このアルバムタイトルには、「私たちは私たちだ」という強い自己肯定と団結の意味が込められているように感じられます。

過去には『LATATA』や『TOMBOY』など、自己表現の強い楽曲で世界中にインパクトを与えてきた(G)I-DLE。

今作『We are』では、「i-dle」としての初の一歩を踏み出し、より深化した音楽性やアイデンティティをファンに届けようとしているのです。

特に注目されているのが、収録曲のテーマです。

現時点では公式なトラックリストは公開されていませんが、トレーラーの演出や過去のコンセプトを踏まえると、自己肯定・解放・再生といったキーワードが作品全体に流れていると予想されます。

また、アルバムにはそれぞれのメンバーがより深く関わっており、作詞作曲を手がけた楽曲も含まれているとの情報も。

これまで以上に「自分たちの声」を音楽で表現することを重視していることがうかがえます。

 

i-dle(アイドゥル)の過去と現在:変化の理由

ここで改めて、彼女たちの歩みを振り返ってみましょう。

i-dle(旧:G)I-DLE)は2018年にデビュー。

リーダーのソヨンを中心に、作詞・作曲を自らこなすセルフプロデュース型のグループとして、瞬く間にK-POP界で頭角を現しました。

独特のコンセプトと音楽性、力強いパフォーマンスは、他のガールズグループとは一線を画し、国内外に多くのファンを獲得しています。

特に2022年の『TOMBOY』や、2023年の『Nxde』は大ヒットを記録し、音楽チャートでも上位を独占するなど、大きな成功を収めました。

しかしその一方で、「G」のついたグループ名が意味するものに、違和感を抱く声も一部にはありました。

「G」は「Girl」の頭文字ともされており、女性であることを前提としたアイデンティティの象徴でもありました。

今回、それをあえて外すことで、「性別に縛られない」「既存の枠に収まらない存在」として、i-dleは再び自らの存在意義を問い直しているのです。

 

ファンの反応は?SNSでも話題に

改名発表と同時に公開されたトレーラー映像には、世界中のファンから驚きと称賛の声が寄せられました。

SNSでは「#i_dle」「#We_are」「#Gを外した理由」などのハッシュタグがトレンド入り。

YouTubeのコメント欄やX(旧Twitter)では、以下のような声が多く見られました。

  • 「Gを外したことで、より自由になった感じがする」
  • 「Identity Trailerに泣いた…本当に彼女たちの表現は唯一無二」
  • 「Gがなくても、i-dleはi-dle。彼女たちは常に自分たちの道を進んでいる」

また、日本のファンからも「改名に驚いたけど、納得できる」「トレーラーが芸術的で素晴らしい」といった好意的な反応が多く寄せられています。

i-dleは常に「今」の時代を映す鏡のような存在であり、今回の改名と新アルバムのリリースは、その姿勢を再確認させてくれるものでした。

 

今後の活動に注目!グローバルツアーや来日も期待?

今回の『We are』のリリースを皮切りに、i-dleは今後さらなるグローバル展開を視野に入れていると見られています。

これまでもアジア、アメリカ、ヨーロッパなどでワールドツアーを開催してきた彼女たちですが、改名によって新たなファン層へのアプローチがしやすくなる可能性もあります。

日本国内でも根強い人気を誇るi-dleだけに、ニューアルバムのプロモーションで来日する可能性も高まっています。

ファンミーティングやショーケースライブなど、さまざまなイベントが期待されます。

また、今作のリリース後にはメンバーによる個人活動も活発になると予想されており、俳優業、モデル活動、さらには海外でのソロプロジェクトなど、多方面での活躍が期待されます。

 

まとめ

「G」を外し、「i-dle」として新たな旅を始めた5人のメンバーたち。これは過去を否定するものではなく、積み上げてきた歴史の上にさらに自分たちらしさを加えた進化形であることは明らかです。

8thミニアルバム『We are』は、そんな彼女たちの決意と誇り、そして未来への希望が詰まった作品になるでしょう。

これまで彼女たちを追いかけてきたファンはもちろん、最近K-POPに興味を持ち始めた人にとっても、「今、最も注目すべきアーティスト」としてi-dleの名前を覚えておいて損はありません。

5月19日のリリース日には、ぜひ全曲を通して彼女たちの「新しい声」に耳を傾けてみてください。

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