TBS系で10月20日(月)19時から放送される「CDTVライブ!ライブ!」は、ダンスナンバーをテーマにした特別企画。
タイトルにも“ダンスSP”と掲げられた今回の放送は、体が自然に動き出すような楽曲が勢ぞろいし、世代を超えて楽しめる内容になりそうです。
出演アーティストのラインナップも非常に豪華で、CANDY TUNE、中島健人、櫻坂46、TOMORROW X TOGETHER、s**t kingz、aoen、JO1、家入レオ、THE RAMPAGE、THE JET BOY BANGERZといった注目の顔ぶれが揃いました。
どのステージも見逃せないものになりそうです。
番組の内容はすでに一部明らかになっていますが、放送当日の演出や曲順はまだ公式に発表されていません。
そこでこの記事では、これまでのCDTVの構成傾向や出演アーティストの楽曲特性を踏まえて、タイムテーブルを予想しながら見どころを丁寧に解説します。
音楽番組を長年追ってきた視点から、ステージ構成の意図にも少し踏み込みます。
10/20「CDTVダンスSP」出演アーティスト一覧
アーティスト名 | 披露曲 | 備考 |
---|---|---|
CANDY TUNE | 「アイしちゃってます♥」「倍倍FIGHT!」 | 「アイしちゃってます♥」はテレビ初披露 |
中島健人 | 「IDOLIC」 | ソロとしてのテレビ初フルサイズ披露 |
櫻坂46 | 「Unhappy birthday構文」 | 最新曲をテレビ初披露 |
TOMORROW X TOGETHER | 「Can’t Stop」 | フルサイズでテレビ初歌唱 |
aoen | 「青春インクレディブル」 | テレビ初パフォーマンス |
家入レオ | 「Mirror feat.斎藤宏介」「ドライフラワー(優里カバー)」 | 2曲披露・名曲ライブ企画にも登場 |
s**t kingz | 「愛が呆れ果てるまで feat. 三浦大知, SKY-HI」 | 豪華共作楽曲をフルサイズで披露 |
JO1 | 「ひらく」 | 豆原一成主演映画の主題歌をテレビ初披露 |
THE RAMPAGE | 「自由への大脱走 〜Running Running Running〜 feat. 湘南乃風」「きらり(藤井風カバー)」 | 踊ってみた企画にも登場 |
THE JET BOY BANGERZ | 「Let’s Dance」「革命道中 – On The Way(アイナ・ジ・エンドカバー)」 | ダンスSPのトリとして出演予想 |
CANDY TUNE・中島健人・櫻坂46が描く前半ブロックの華やかさ
毎回CDTVの冒頭を飾るのは、番組全体の空気を一気に明るくするようなポップなナンバーであることが多いです。
その意味で、今回のダンスSPの幕開けを担うのはCANDY TUNEの可能性が高いでしょう。
テレビ初披露となる「アイしちゃってます♥」は、グループの持つハッピーな世界観を全開にした楽曲で、カラフルなステージセットやカメラワークにも期待が高まります。
以前、CANDY TUNEが「倍倍FIGHT!」を披露した際のCDTV特有の近接カメラ撮影が話題を呼びました。
今回はその“おかわりライブ”として同曲の再登場も決定しており、より完成度の高いパフォーマンスが見られそうです。
続いて登場する可能性があるのが中島健人。
ソロアーティストとしての活動を加速させる中で披露する「IDOLIC」は、アイドルという存在をテーマに据えた挑戦的な一曲です。
これまでのステージでは、きらびやかな照明とストイックな振り付けが融合し、“王道のアイドル像”を超えた表現力を見せてきました。
今回もフルサイズでの披露が発表されており、テレビ初披露という緊張感の中でどんな表情を見せるのか、注目せずにはいられません。
番組の序盤でこの楽曲を配置することで、視聴者の感情を一気に引き上げる構成になるのではないでしょうか。
前半ブロックの最後に登場すると予想されるのは櫻坂46。
最新曲「Unhappy birthday構文」は、櫻坂らしい文学的なタイトルとシリアスな世界観が印象的です。
これまで「流れ弾」や「Start over!」など、感情の揺れをダンスで表現してきた櫻坂46にとって、この曲もまた新たな挑戦となりそうです。
ダンスSPというテーマにおいて、フォーメーションの美しさや表情の切り替えはひときわ際立つでしょう。
おそらくステージ照明はダークトーンで統一し、曲中盤から一気に光が差すような演出になると予想します。
個人的には、前回のCDTV出演時に見せたカメラとの“呼吸合わせ”が非常に印象的だったので、今回もライブ感ある映像演出に期待しています。
TOMORROW X TOGETHER・aoen・家入レオが描く中盤の物語性
番組の中盤では、ストーリー性を重視した楽曲が続く流れが多く、ダンスSPでもこの構成は変わらないでしょう。
まず注目したいのがTOMORROW X TOGETHER。
幻想的なシンセサウンドとギターの融合が美しい「Can’t Stop」をフルサイズでテレビ初披露します。
CDTVライブ!ライブ!はTXTがこれまで何度も出演しており、そのたびにセット全体を一つの“世界”として作り込む演出が特徴的です。
今回は照明とカメラワークで“止められない衝動”を表現するステージになるはずです。
TXTのメンバーが楽曲の感情を体全体で伝えるスタイルは、ファンでなくても惹きつけられるものがあります。おそらくこの曲が放送中盤のハイライトとなるでしょう。
続いてパフォーマンスするのは、急速に注目を集めている新世代アーティスト・aoen。新曲「青春インクレディブル」は初恋と青春のときめきをテーマにしたロックチューンで、CDTVでのテレビ初パフォーマンスとなります。
aoenのライブは、どこか懐かしくて切ない。
学生時代に感じた“もう戻れない時間”を呼び起こすような歌声が印象的です。
音楽誌などでも“令和の青春ロックの旗手”と評されており、今回の出演をきっかけにさらに注目が集まるでしょう。
CDTVは若手アーティストをいち早くピックアップしてきた番組でもあるので、その文脈から見ても納得のキャスティングです。
家入レオのステージは、ダンスSPの中でも異彩を放ちそうです。
最新曲「Mirror feat.斎藤宏介」は、ポップでありながらも繊細な人間模様を描いた一曲で、家入レオのボーカルと斎藤宏介の声の重なりが胸に響きます。
フルサイズでのテレビ初披露に加え、「名曲ライブ!ライブ!」企画では優里の「ドライフラワー」をカバーすることも発表されています。
家入レオが他アーティストの楽曲をどう解釈するのか、その表現力の幅広さにも注目したいところです。
以前CDTVで披露した「空と青」では、柔らかい照明の中で語るように歌う姿が印象的でした。
今回もその“語り”の部分がどのように進化しているか、楽しみでなりません。
JO1・s**t kingz・THE RAMPAGE・THE JET BOY BANGERZが織りなす後半のクライマックス
後半ブロックは、まさにダンスSPの真骨頂と言える構成になるでしょう。
まずステージに登場する可能性が高いのはst kingz。
盟友・三浦大知、SKY-HIと共作した「愛が呆れ果てるまで feat. 三浦大知, SKY-HI」は、ダンスシーンのトップを走る三組がタッグを組んだ話題曲です。
st kingzのパフォーマンスは常に“精度”と“遊び”のバランスが絶妙で、今回も生放送ならではのアドリブ的な動きが見られるかもしれません。
ダンサーとしてだけでなく表現者としての深みを感じさせるこの曲は、ダンスSPというテーマに完璧にハマっています。
続いてJO1のステージ。「ひらく」は豆原一成が主演を務める映画の主題歌で、秦基博が書き下ろしたバラード曲です。
バラードでありながらも、ダンスを通じて感情を伝えるJO1のスタイルは変わりません。
JO1がCDTVで見せる表情はいつも真っ直ぐで、照明と音の間にある“静寂”さえも一つの演出に変えてしまう力があります。
今回もフルサイズでのテレビ初披露となり、グループにとって新たな代表曲になる予感がします。
音楽番組での生パフォーマンスが多いJO1だからこそ、息づかいや視線の先にある想いまで感じ取れる瞬間があるのです。
THE RAMPAGEは、湘南乃風とのコラボ曲「自由への大脱走 〜Running Running Running〜」をフルサイズで披露します。
タイトル通り、爆発的なエネルギーを放つ一曲で、これまでの彼らの楽曲とは一線を画しています。
湘南乃風との掛け合いも非常に熱く、ステージ全体が一つの“解放”をテーマにしているように見えるでしょう。
さらに「踊ってみた企画」では藤井風の「きらり」に挑戦するとのことで、全く異なるジャンルの楽曲をどのようにRAMPAGE流に表現するのか、音楽ファンとしても興味深いポイントです。
以前この企画で見せた繊細な表情の使い方や、楽曲へのリスペクトが印象的だったので、今回も見応えのある内容になるはずです。
そして番組のラストを飾ると予想されるのがTHE JET BOY BANGERZ。
エネルギッシュなパーティーチューン「Let’s Dance」をテレビ初披露します。
タイトルからしても、番組の締めにふさわしい盛り上がり方が想像できます。
勢いと一体感を大切にするグループで、ステージ上の視線や掛け声までが一つの演出になっているのが特徴です。
さらに「踊ってみた企画」では、アイナ・ジ・エンドの「革命道中 – On The Way」に挑戦するとのこと。
感情をぶつけ合うようなダンスが魅力で、まさにダンスSPのトリにふさわしい内容です。
10/20「CDTVダンスSP」タイムテーブル予想と構成の考察
時間帯(目安) | 出演アーティスト | 披露曲 | 予想される構成 |
---|---|---|---|
19:00〜19:10 | CANDY TUNE | 「アイしちゃってます♥」「倍倍FIGHT!」 | オープニングを飾るポップなステージ。観客の手拍子で番組スタート。 |
19:10〜19:20 | 中島健人 | 「IDOLIC」 | ステージ全体を使ったドラマチックな照明演出で魅せるパフォーマンス。 |
19:20〜19:35 | 櫻坂46 | 「Unhappy birthday構文」 | メンバーの表情と緻密なフォーメーションで情感を表現。 |
19:35〜19:50 | TOMORROW X TOGETHER | 「Can’t Stop」 | 幻想的なセットと光の演出で幻想世界を再現。 |
19:50〜20:00 | aoen | 「青春インクレディブル」 | 爽やかな青春ロック。若さと疾走感のある映像演出が見どころ。 |
20:00〜20:15 | 家入レオ | 「Mirror feat.斎藤宏介」「ドライフラワー」 | 優里の代表曲をカバー。感情を丁寧に描く静かなステージ構成。 |
20:15〜20:30 | s**t kingz | 「愛が呆れ果てるまで feat. 三浦大知, SKY-HI」 | 高難度のダンスを魅せる圧巻のステージ。 |
20:30〜20:40 | JO1 | 「ひらく」 | 映画主題歌をしっとりと披露。映像とリンクした世界観。 |
20:40〜20:50 | THE RAMPAGE | 「自由への大脱走 〜Running Running Running〜」「きらり」 | 爆発的なエネルギーと“踊ってみた”企画でダンスSPを盛り上げる。 |
20:50〜20:55 | THE JET BOY BANGERZ | 「Let’s Dance」「革命道中 – On The Way」 | ラストにふさわしいハイテンションパフォーマンスで番組を締めくくる。 |
放送順は公式発表されていませんが、過去のCDTVライブ!ライブ!の構成から考えると、冒頭でCANDY TUNEが盛り上げ、中盤でTOMORROW X TOGETHERと家入レオがドラマチックな世界を描き、後半にJO1やTHE RAMPAGEが熱量を爆発させる流れになる可能性が高いです。
フィナーレにTHE JET BOY BANGERZを配置することで、最後までエネルギーが途切れない構成になるでしょう。
CDTVは毎回、出演アーティスト同士のバランスを考えた緻密な構成を取っており、今回もジャンルの幅を生かしたストーリー性のある流れが期待されます。
個人的には、ダンスSPというテーマのもとで、アーティストごとの“動きの違い”を見るのが最大の楽しみです。
CANDY TUNEのポップなステップ、櫻坂46の感情的なフォーメーション、s**t kingzの精密なシンクロ、そしてTHE RAMPAGEの爆発的な跳躍。
それぞれが異なる“ダンスの意味”を持っています。
音楽番組としてはもちろん、パフォーマンスアートとしても楽しめる夜になるでしょう。
まとめ
【#NEWS】〈CDTVライブ!ライブ!〉10/20は櫻坂・きゃんちゅー・中島健人らダンスSPhttps://t.co/72ScbDzOqF#ototoy pic.twitter.com/mhL6D2buiH
— オトトイ (@ototoy_info) October 17, 2025
10月20日の「CDTVライブ!ライブ!ダンスSP」は、単なる音楽番組ではなく、“動き”そのものに込められたメッセージを感じられる構成になるはずです。
CANDY TUNEの笑顔から始まり、TOMORROW X TOGETHERの幻想、JO1やTHE RAMPAGEの熱量へとつながる流れは、まるで一つの物語のようです。
家入レオのしなやかな歌声やaoenの瑞々しい世界観も、番組全体のトーンを優しく包み込むでしょう。
生放送の緊張感が加わることで、どのステージもその瞬間にしか生まれない特別な空気をまといます。
SNSではすでに「TXTのセットが気になる」「CANDY TUNEの衣装が楽しみ」「RAMPAGEと湘南乃風のコラボが激アツ」といった声が多数上がっており、放送前から熱気を帯びています。
CDTVの公式XやInstagramでもリハーサルの様子が投稿されており、ファン同士の予想合戦も盛り上がっています。
音楽番組を通して、こんなに“踊る”ことがテーマになるのは久しぶりかもしれません。
放送を見終えたあと、きっと何か心に残るリズムがあるはずです。
ダンスという表現が、人の気持ちをこんなにも揺さぶるものだったのかと、改めて感じられる夜になるでしょう。
10月20日19時、TBS系で生放送。テレビの前で、一緒にその瞬間を感じてみてはいかがでしょうか。
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